トレーニングやオープンな会話、さまざまな呼びかけでの招待を通じて、教育リソースを提供し、そして意識を高めることは、当社の戦略の重要な部分を占めています。
全社員のためのトレーニング
当社では各チームに向けて多数のトレーニング プログラムを実施しているため、意思決定全体にわたって偏見を減らし、全員が包括的な文化に貢献することが可能になります。
• 2020年以降、すべての社員は無意識のバイアスに関するトレーニングを完了しなければなりません。これにより、意思決定を歪める恐れのある憶測や妄想を把握できるようになります。
• Talent Acquisition team(人材獲得チーム)のメンバーは全員とも、採用におけるバイアス軽減に関する特別トレーニングを受けました。
• また、毎年の報酬の見直しの一環として、すべてのラインマネージャーに対してトレーニングを実施し、報酬の決定において公正さとバランスが保たれるようにしています。
• 新規配属のスタッフは最初の週にその全員が、オンボーディング プロセスの一環として、グローバルな多様性および包括性戦略とD&Iポリシーについて学びます。
• 世界中のすべての上級経営チーム(店舗マネージャーを含む)は包括的なリーダーシップ トレーニングを完了しています。
• また、アライシップ トレーニングも導入しており、2021年末までにすべての社員がこれを完了する予定です。BBC Creative Alliesにいち早く署名した当社は、幅広いクリエイティブ業界と協力のうえ、当社のプログラムに沿って有意義なアライシップを奨励します。
バーバリーの評議会
互いに耳を傾け、互いの経験から学び、さまざまな視点を受け入れるために、当社は2019年に、社内D&I評議会と社外の文化諮問評議会を設置しました。どちらの評議会も、どのようにすれば当社が戦略的目標を達成し、包摂的な環境を育むことができるのかについて、支援と指導を行います。
当社の社内評議会は、地域や所属部門の異なる12名の社員で構成されており、社内での取り組みに関するアドバイスからオープン フォーラムの開催までさまざまな活動を通じて、帰属意識という企業文化の育成に貢献しています。
文化諮問委員会は、世界のさまざまな分野でさまざまな修養を積んだ6人の専門家とソート リーダーで構成されています。メンバーは四半期ごとに集まってインサイトを共有し、外部の視点からの意見を提供します。また年間を通じて、D&I関連の問題についてバーバリーに助言を行います。メンバーは、当社の社員やコミュニティに積極的に関与します。メンバーは、メンターシップの提供、全社的なイベントでの発言、小規模な社内会議での意見具申などを行います。